「ちいさいひと」～児童虐待をえがいたマンガ～

「ちいさいひと」ってマンガ読んだことある？

児童相談所に務める児童福祉士の話なんだけど、

児童虐待（じどうぎゃくたい）の現場が描かれていて、読んでいてすごく悲しくて苦しくなる話。

それでも、児童虐待について知るきっかけになると思うし、みんなに読んでほしいマンガ。

第1巻の話がネグレクト（育児放棄）の母親。

幼い子ども2人（姉妹）を部屋に閉じ込め、帰ってくるのは数日？に1回。
帰ってきたときのシーン↓

ガリガリに痩せたお姉ちゃんが出迎え。

買ってきたご飯をドア越しに渡してすぐ出ていこうとする。

母親「妹のめんどうもみるのよ。」

お姉ちゃん「そ、そしたらランドセル買ってくれるんだよね？」

母親何も言わず、ドアを閉める…

妹「ママ…」泣き出す。

お姉ちゃん「泣かないで…」妹をあやしてあげるお姉ちゃん。

……

もう無理です。これ以上よむのきついっす。

児童虐待は定義としては4つ

①身体的虐待　…　殴る、やけどを負わせる　とか
②性的虐待　　…　子への性的行為、その見せつけ　とか
③ネグレクト　…　家に閉じ込める、食事を与えない　とか
④心理的虐待　…　言葉による脅し、無視　とか
（厚生労働省HPより引用；児童虐待の定義と現状｜厚生労働省 (mhlw.go.jp)）

また、「児童虐待かも？」と思ったら児童相談所虐待対応ダイヤル「189」へ電話してください。

「こどもへの虐待はダメ！」ってみんなわかっているとは思うけど、

こういった定義があるってわからなくて、知らずに虐待しているケースもあると思う。

そうじゃなくても、知ってはいるけど自分が虐待していると気づいていないケースもあると思う。

自分子どもが2人いて、よく下の子とケンカしててさ、言い合いになるんだけど

「もうあっち行け！」とか

「ごはん食べなくていい！」とか

「学校に行かなくていい！」とか

言ってしまってさ、小1相手に何やってんだろって思ってへこんでしまうんだけど

これって児童虐待だよね…

子どもは大事。生まれた瞬間、泣いて喜んだくらいだからね。

多分みんな同じじゃない？

だけど、日々のイライラとかで身近な我が子に当たってしまうのかな～って。

だから虐待してしまう人も被害者なんです！…

とはならないけど、

自分の行動を振り返るきっかけにもできるかと思います。

あと、子育てに悩んだ人への相談ホットラインがあるそうです。

自分は児童福祉士でも専門家でもないけど、何が虐待になるかを知っておくことで、虐待を防ぐこともできるのかなと思った。

以上です。

「ちいさいひと」　～児童虐待をえがいたマンガ～