COUNTIF関数の使い方

エクセル表に入力された数値データの個数を数えたいときはCOUNT関数を使用しますが、「60点以上の人数」や「氏名が(山)で始まる者の数」等、指定した条件を満たすデータの数を数えたい場合、COUNTIF関数を使用します。

=COUNTIF(範囲,検索条件)

範  囲:セルの個数を調べる範囲を指定
検索条件:検索したい条件を数値や文字等で指定

~使用例~

以下は、ある学校のクラスで行った試験の点数の一覧です。

この試験で60点以上の受験者数をD3セルに表示します。

D3セルに「=COUNTIF(B3:B14,”>=60″)」と入力します。
 範囲  …B3:B14
 検索条件…“>=60”

60点以上の受験者数が7と表示されました。
緑色で示した点数を数えたことになります。

続いて、氏名が(山)で始まる受験者の数を表示します。

D7セルに「=COUNTIF(A3:A14,”山*”)」と入力します。
 範囲  …A3:A14
 検索条件…“山*”

氏名が(山)で始まる受験者の数が2と表示されました。
緑色で示した氏名を数えたことになります。

まとめ

指定した条件を満たすデータを数えるCOUNTIFについて解説しました。
「~以上」や「〇がつく文字列」を数える例を挙げましたが、数値が「60」の受験者数といったような特定の条件で数えることもできます。(この場合は「=COUNTIF(A3:A14,”60″)」となります。)
この関数の使い方をマスターし、データ処理をする際に効率化を図りましょう。

次回は、今回付した条件を複数絡めた条件を数えることのできるCOUNTIFS関数を解説しますので、ぜひ、こちらの使い方もマスターしてください。

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