Excelで指定したセルの文字列をつなげる時には「&」を利用します。
使用例を交えて紹介します。
使用例①
以下は、あるクラスの名簿です。名前が姓名別で表示されています。
D3セルに「姓」+「名」、つまりフルネームで表示させます。
D3セルへ「=B3&C3」と入力します。
フルネームが表示されました。
D14まで同様に処理をすると以下のようになります。
使用例②
1つのセルに「&」は複数差し込めます。
使用例①の名簿を用いて、「姓」と「名」の間に空白を入れる場合もみていきます。
D3セルへ「=B3&” ”&C3」と入力します。
B3セルと空白とC3セルをくっつけるイメージです。
空白は2つのダブルクォーテーション(””)の間にスペースを入力します。
すると以下のようになります。
使用例①と比べると、姓と名が明白になった印象があります。
このように見栄えを良くすることにも使用できます。
D14まで同様に処理をすると以下のようになります。
まとめ
Excelの「&」について、使用例を交えて解説してきました。
使用例②で空白を入れる場合を紹介しましたが、特定の文言にすることも可能です。
[∴出席番号のA3の後に「番」を入れる(=A3&”番”)と1番と表示されます。]
また、逆に文字列の一部を取り出す関数もありますので、良ければ参照してください。
→LEFT,RIGHT,MID関数の使い方
この手法を用いて、資料作成等、業務に取り入れてみましょう。
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